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2月8日 メッセージより

2026/02/08(日)

202628日 メッセージ「やってみようと、どうせダメだ」より

牛田匡牧師

聖書 マルコによる福音書 2章 1-12節

 今回は、イエス様が体の麻痺した人を癒やされたお話でした。イエス様の評判を聞きつけた人たちが大勢やって来たために家の中は満員で、体の麻痺した人を4人の友人たちが連れてきても中に入ることはできませんでした。しかし、彼らは諦めず、屋根に上り、屋根を()いていた葉や木材を動かして穴を開け、そこから担架ごと体の麻痺した人をイエス様の前に吊り下ろしました。イエス様はそのような4人の必死な思いを見て取り、目の前に吊り下ろされた人に対して、「あなたの罪は赦された」と言われました。「赦し」という言葉の元々の意味は、「そのまま行かせる」です。「『病気が治らないのは罪のせいだ』と言うような周りの人たちの陰口なんか気にしなくても大丈夫。あなたは今のままでそのまま進んでいくことができる」。イエス様は、そのように励まし、引き起こし、背中を押された。それによって、癒された、解放された人々が多くいたのだろうと思います。このお話でも4人の友人たちが、満員電車状態の家の前で諦めていたら、それで終わりでした。「どうせダメだ」ではなく、何とかして「やってみよう」と思って試行錯誤したからこそ、その人は癒され、新しい生き方へと歩みを進めていくことができるようになりました。仲間たちと共に諦めないで「やってみよう」と取り組み続けること。そこに紛れもなく共にいてくださる神の助けがあるのではないかと思います。

 今、格差は広がり、生活はますます厳しくなっています。それを「誰かのせい」と言って排斥する政党もあります。社会への不満や諦め、怒りから、ファシズムが生まれ、100年前の世界大戦が始められたように、今この社会にある人々の不満や怒りが、暴走していこうとするのを、「もう駄目だ」と諦めてしまっては、それこそ取り返しがつかなくなってしまいます。この社会の現状を、誰かのせいだと決めつけて、排斥するような短絡的な思考や、「強い国にするから大丈夫。すべて私に任せない」というようなファシズムの思考から、解放される必要があります。私たちはそのような命を損なう道を踏み外した歩み(罪)から解放されることができる。命を生かす神様と共にあって、私たちは諦めることなく命を守る道へと歩みを導かれて参ります。

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